これは40年以上前に
亡くなった祖父と祖母から買ってもらった
私のお雛さま
飾ってみれば
それはそれは素晴らしくて
うっとりしてしまう
本当に美しい
お顔の表情も流行りがありませんか?
買った当時は
すっきりとしたお顔だちが流行りだったような・・・
でもね
組み立てるのがとっても大変で
場所も取ってしまう
これを長年
組み立てていた実家の母は
私が家を新築した途端
あなたのお雛さまなんだから
持っていって!と言ってきました
毎年2月の
まだ寒い雪の時期に
こんな大変な作業をしていたのだから
当然です
母の大変そうな
面倒そうな思いを
子どもながらに
ずっと感じていたので
心から楽しめなくなっていったのも
本音です
そんな小さい頃からの
苦い思い出と共に
私が生きているうちに・・・
元気なうちに・・・
いつまで組み立てれるのだろう
もう随分と前から考えてきました
手放すことすら
体力と気力が入るので
年齢を重ねるごとに
億劫になっていく気がして
右大臣かっこよくて
小さいころからお気に入りでした💜
もし手放すことが出来ないまま
私に何かあったら
子ども達に迷惑をかけてしまう
私にとって
生前整理の中で
大きな課題の1つでした
もう1つは嫁入り道具の
着物と桐ダンスなんですけどね
でもやっぱり飾ってみて
お顔をみると
胸が熱くなって
迷いが出てきてしまう
悩んじゃうなーと言ったら
夫から
じゃ尚更
こんな大変なものを
子どもに残してはいけないよ
と返ってきました
夫も組み立てと片付けの大変さを
よく知っているからです
おままごとにしてよく怒られた
リアルなお道具たち
実はいよいよ
今年のひな祭りを最後に
手放そうと考えています
それまでは
ゆっくり
お別れする心の準備を
整えつつ
手放し方は
調べている最中です
お墓に持っていけるのは
思い出だけ
これが私の捨ての基準です
読んでいただきありがとうございます。<(_ _)>
いつも応援いただき、嬉しいです。