葉月日記

~私の小さな気付き日記~

決心

これは40年以上前に

亡くなった祖父と祖母から買ってもらった

私のお雛さま

f:id:s-kumakuma:20200226172528j:plain

飾ってみれば

それはそれは素晴らしくて

うっとりしてしまう

本当に美しい

 

お顔の表情も流行りがありませんか?

買った当時は

すっきりとしたお顔だちが流行りだったような・・・

f:id:s-kumakuma:20200226172602j:plain

 

でもね

組み立てるのがとっても大変で

場所も取ってしまう

 

これを長年

組み立てていた実家の母は

私が家を新築した途端

あなたのお雛さまなんだから

持っていって!と言ってきました

 

毎年2月の

まだ寒い雪の時期に

こんな大変な作業をしていたのだから

当然です

 

母の大変そうな

面倒そうな思いを

子どもながらに

ずっと感じていたので

心から楽しめなくなっていったのも

本音です

 

f:id:s-kumakuma:20200226172629j:plain

そんな小さい頃からの

苦い思い出と共に

 

私が生きているうちに・・・

元気なうちに・・・

いつまで組み立てれるのだろう

もう随分と前から考えてきました

 

手放すことすら

体力と気力が入るので

年齢を重ねるごとに

億劫になっていく気がして

 

右大臣かっこよくて

さいころからお気に入りでした💜

f:id:s-kumakuma:20200226172707j:plain

 

もし手放すことが出来ないまま

私に何かあったら

子ども達に迷惑をかけてしまう

 

私にとって

生前整理の中で

大きな課題の1つでした

もう1つは嫁入り道具の

着物と桐ダンスなんですけどね

 

でもやっぱり飾ってみて

お顔をみると

胸が熱くなって

迷いが出てきてしまう

 

悩んじゃうなーと言ったら

夫から

じゃ尚更

こんな大変なものを

子どもに残してはいけないよ

と返ってきました

 

夫も組み立てと片付けの大変さを

よく知っているからです

 

おままごとにしてよく怒られた

リアルなお道具たち

f:id:s-kumakuma:20200226172815j:plain

 

実はいよいよ

今年のひな祭りを最後に

手放そうと考えています

 

それまでは

ゆっくり

お別れする心の準備を

整えつつ

 

手放し方は

調べている最中です

 

お墓に持っていけるのは

思い出だけ

これが私の捨ての基準です

 

読んでいただきありがとうございます。<(_ _)>

いつも応援いただき、嬉しいです。


にほんブログ村