葉月日記

~私の小さな気付き日記~

あっけない

手塩にかけて

大切に育ててきたのにな

 

子育ては

壮大なボランティア活動です

終わってみれば  

正確にはまだ終わってないけど

心がポッカリするのも

仕方ないって

 

んじゃ

子どもを産まなきゃ良かった?

と聞かれれば

 

私の人生に

沢山の彩りをくれたのだから

産んで良かった

 

娘は

せせこましい地元では

物足りなかったと思う

 

私が女の子だからと

親から許されなかった分

代わりに飛び出してくれて

私も満たされましたし

誇らしい気持ち

 

とはいえ

ほぼ生活も整い

いよいよ私が帰る時

娘が寂しがって

うるうるしているので

 

私より身長が高くなった娘を

下からハグして

背中に回した手で

トントンしながら

 

自分で決めた道でしょう

県外を出て進学する大学一年生は

みんなが不安なんだから

楽しむことを1番にしてね

すぐに相談すれば良いよ

何かあったら駆けつけるから

 

と言葉を残して

アパートを出てきました

 

駅までの道すがら

この新しい街や

住んでいる皆さんに

受け入れてもらえるよう

心の中でお願いしながら

歩いていきました

 

駅のホームに着くと

まだヨチヨチ歩きの可愛い女の子と

若いお母さんがいて

胸が熱くなり

少し泣いてしまいましたが

マスクと眼鏡のお陰で

誰にも気づかれていなかった・・・

と思う

 

 

最後の一緒な朝ごはん

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引っ越ししたばかりで

これが精いっぱい

 

 

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帰ってきたら

こちらの桜も満開でした

 

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